DX転職の波に乗る!30代後半から始めるリスキリング戦略
🗓 投稿日:2025年4月25日
こんにちは。コトラリスキリングチームです。
「IT未経験だけどDX推進に挑戦したい」「DX人材に求められるスキルがわからない」「30代後半からのキャリアチェンジは難しそう……」といった不安を抱えるビジネスパーソンは少なくありません。しかし、DX関連求人は近年急増傾向にあり、実際にA社では非IT部門から異動したメンバーが半年ほどで多数の業務自動化プロジェクトを手掛け、大幅な工数削減を実現しています。こうした「現場経験×リスキリング」の成功事例は数多く、適切なステップを踏めば、IT未経験者でもDX転職は十分に可能です。本記事では、DX市場の動向から必須スキル、成功事例、具体的ステップ、おすすめ講座までを網羅し、不安を解消して次のキャリアを掴む道筋をご紹介します。
なぜ今、DX転職のチャンスなのか
2025年現在、金融・製造・流通・官公庁を問わず、DX推進は企業戦略の最前線に位置づけられています。製造業では「スマートファクトリー化」プロジェクトが本格始動し、企業規模を問わずDX人材へのニーズが高まっています。地方自治体でも申請業務のデジタル化により、各所で業務効率化の成果が報告されており、DX転職市場は未経験者にも門戸を拡げつつあります。特に業務知見を持つ30代後半以上のビジネスパーソンが「現場改善×ITスキル」を武器に、高い市場価値を発揮する機会が広がっています。
未経験でDX部門へ異動したBさん(38歳)は、社内の請求書処理フローをノーコードツールで自動化し、その成果を評価されてDX推進チームへ抜擢されました。このように「現場経験×リスキリング」の組み合わせが、キャリアチェンジとキャリアアップ双方の大きな原動力となります。
DX人材に求められる具体的スキル
DX推進の現場では、単なるITスキルだけでなく、ビジネス課題を掘り起こし、データを活用して解決策を設計・定着化する力が求められます。たとえば、C社ではノーコードRPAを導入し、月次レポート自動化を実現。その後のKPI改善サイクルが格段に速まり、全社的な意思決定スピード向上に寄与しました。
具体的には、次の4領域が必須です。
・業務フローの可視化力 …現状の課題を洗い出し、効率化ポイントを抽出
・BIツールでのデータ可視化力 …意思決定を支えるグラフやダッシュボードの設計
・ノーコード自動化設計力 …UiPathやZapierなどで業務を自動化するスキル
・CRM/SFAの導入・運用支援力 …Salesforceなどの導入からユーザー定着化までの実務
これらはオンライン講座やハンズオン研修で実践的に身につけることで、面接やプロジェクト参画時に即戦力としてアピールできます。
実践!DX転職成功事例
◆【事例1】38歳・事務職→データアナリスト
Dさんは経理部門で月次集計を担当していましたが、BI講座受講後、社内データを活用したダッシュボードを自作。これにより管理会議での意思決定支援を実現し、採用面接で「即戦力」と評価されデータアナリストへキャリアチェンジ。
◆【事例2】41歳・営業→CRM運用スペシャリスト
Eさんは営業でCRMの活用が不十分と感じ、前倒しでCRM講座を修了。顧客リマインドフローを自動化し、営業効率を15%向上させた実績が評価され、CRM運用担当に抜擢されました。
おすすめ講座紹介
● データ可視化&BIツール基礎講座
ExcelピボットからTableau/Power BIのダッシュボード作成演習までカバー。実務データでの演習により、翌月からの活用を保証。
● ノーコード自動化マスター講座
ZapierやPower Automateでの業務自動化実践。請求書処理やメール送信フローの自動化演習が充実。
● CRM/SFA導入&運用支援講座
Salesforce/Dynamics 365の導入手順からユーザー教育、定着化サポートまでハンズオンで学習。
学び直しを始めるなら、自分に合った内容かどうかを知ることが第一歩です。
講座一覧をご覧いただいたうえで、キャリアの棚卸しや講座選びについては、専任スタッフが丁寧にサポートしますので、お気軽にご相談ください。
